一般の韓国人の人たちを読み解くキーワードに“氾ハン”と言う言葉があるらしいです。怨むとか、そんな激しい感情のことらしいです。“冬ソナ”などの純愛物からは想像出来ないですよね。
この映画は、そんな“氾”と言う感情を前面に出した映画です。
この映画を観る前の僕の予備知識は、「15年間、何の理由もなく監禁されて、そして解放されて・・・・」という程度でした。
だから、一種のアクションサスペンスだろうという軽い気持ちで観始めましたが、それは間違いでした。映画を観てこんな凄い衝撃を受けたのは、いったい何年ぶりのことでしょう!。インパクトの質は、違いますが寺山修司の「田園に死す」を観てその映像表現に文字通り打ち震えた時から7年たってました。「オールドボーイ」は、人生賭けています。すさまじいです。タイトルの女人禁制とは、暴力が凄まじいとかというレベルではなく衝撃のラストが性別を選ぶからです。
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