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サスペンスの隠れた定番「ユージュアル・サスペクツ」

コーエン兄弟の「ミラーズ・クロッシング」から大ファンになったガブリエル・バーンとケビン・スペーシーが出演している隠れたサスペンスの定番「ユージュアル・サスペクツ」。サスペンスとは、いかに観客をだますかです。この映画を観て騙されて下さい。最後に予想もできない大どんでん返しがあります。
監督は、新人のブライアン・シンガー。

ユージュアル・サスペクツ
ユージュアル・サスペクツ

ストーリー
カリフォルニアの埠頭で、20数名の死者を出し、9100万ドルと大量のコカインと一緒にある船が爆発します。この爆発で生き残ったのは、たった2人。重傷の乗組員と奇跡的にも無傷で生き残ったギャング団の一味、ケビン・スペイシー。
物語は、このケビン・スペイシーを関税官が尋問することによって話が展開していきます。ケビン・スペイシーの話によると、そもそもはある強奪事件で容疑者(常連の容疑者:題名の意味)として集められたことに始まり、ここで気の合った5人は、ギャング団を結成します。5人は、それぞれスペシャリストで元汚職警官のガブリエル・バーンがリーダー格だったと言います。
ギャング団は、ある事件に関連して、ギャング達に非常に恐れられている“カイザー・ゾゼ”の逆鱗に触れたところから話が急転していきます。このカイザー・ゾゼは、噂には聞いているがその姿を見た物がいないという神格化されたギャングです。
弁護士のコバヤシを通じてカイザー・ゾゼから仕事を依頼され、しぶしぶ前述の埠頭に行くと、カイザー・ゾゼから聞いていた話と違って、冒頭のような結果となったケビン・スペーシーは語るのだが、そしてスペーシーはカイザー・ゾゼの事を非常に恐れており、爆発事件で行方不明のままになっているガブリエル・バーンこそがカイザー・ゾゼの正体ではないかと言うのであるが。はたして・・・・・

トグサ的評価:★★★★☆

テクノラティプロフィール
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「KT」韓流の時代の前に~

この映画は、「冬のソナタ」などで韓流ブームがきている時代の2002年に製作されております。
監督は赤井秀和の初主演映画「どついたるねん」でデビューした後、幾つかのボクシング映画や将棋の話、「顔」など一風変わったテーマを撮り続けた阪本順二監督です。今月末、公開される「亡国のイージス」の前評判もいいです。
脚本は、全共闘世代で「映画芸術」の編集長でもある荒井晴彦です。評論の文章は、小難しいですが、脚本を書かせるとヒネリを利かせて面白い脚本を書く脚本家でもあります。代表作に「Wの悲劇」があります。この作品は、「シュリ」「JSA」などの韓国のポリティカルサスペンスに触発されて書いたそうです。
物語は、80年代日本で起きた金大中(全韓国大統領で、この映画当時は野党の有力者であった)事件を題材に、事件の裏に自衛官が暗躍していたのではないかという解釈のもと、話が進みます。
冒頭で、原田芳雄扮する新聞記者がタクシーで三島由紀夫が決起した事件の舞台に向かうところから始ります。そのタクシーで流れる三島由紀夫が決起を呼びかけている様子を、おそらくその当時のラジオニュースが、観客を自然にその当時の時代に引き寄せます。
佐藤浩一扮する自衛官が三島由紀夫が割腹自殺した部屋の裏の廊下に、そっと花を手向けます。ちょうど現場に着いた原田芳雄が、それを目撃します。
後で、原田芳雄扮するジャーナリストが佐藤浩一にその真意を確かめますが、その時、原田芳雄が言う「天皇に裏切られ、共産党に裏切られ・・・」というセリフは、新左翼であった脚本家荒井晴彦の面目躍如でありましょう。ただし、脚本にあった政治的な部分を阪本順二監督にかなり薄められ娯楽色を強くされたことに対して、荒井晴彦氏は、「映画芸術」等でかなり怒りをぶちまけているようでしたが。
物語は、命を受け佐藤浩一が自衛官を辞職し、当時の韓国の与党の配下の人達KCIAと連携を組み、金大中氏の関係者を監視したり、日本での金大中の動きを捕らえようとします。そして、佐藤浩一らグループが金大中を亡き者にしようとします。
この金大中を誘拐しようとする一日が、刻一刻と描かれ、非常に緊迫感を与えます。
ラストは、この事件を知っている人通りです。
金大中氏を警護する政府関係者として、筒井道隆が久方振りに画面に登場しますが、いつもの少しなよなよとした所は一切見られず、緊迫した様子を好演しています。
この映画全体に非常に緊迫したムードが作られ、現代の日本でも政治的映画を撮れる事を証明して見せたのではないでしょうか?韓国側の関係者として出演した俳優たちも現実の現代韓国の政治的事情によって出演をためらわせるものがあったそうです。そのことも、この映画の緊迫感に一役買っていると思われます。この緊迫感は本場韓国の政治三部作完結編の「二重スパイ」にも相通ずるものがあります。

KT 特別版
KT 特別版

本物の金大中氏もこの映画を観て、「多分、こういうふうだったのだろう」と言う感想を述べておられます。
僕は、金大中事件をほとんど知らないのですが、知らない方が楽しめたと思います。映画館で観ましたが年齢層は若干高かったですが、結構沢山の人が観に来ていました。

評価:★★★★☆

アダルトサイトの方、いいかげんにしてくださいね

先日から、アダルトサイトから盛んにトラックバックを受けています。
トラックバックとは、本来、同じ興味を持った人達の交流を図るブログ独自の便利な機能です。
僕のブログを見てくれている閲覧者は、間違ってもそんなブログなどに引っかかりません。
そういうブログを運営するなら、そういうブログ同士で交流してください。
その都度、削除してきましたが、あまりにも執拗で非常に不愉快です。
しかるべき手段を取らせていただきます。ブログ名も分かっている事ですし。
こういう事情などで、当分トラックバックを受け付けない設定にします。他の健全なブログを運営している方には非常に恐縮ですが、よろしくお願いします。
他のブログを運営している方もくれぐれも気をつけてください。

「交渉人 真下正義」より傑作「交渉人」を

「踊る大捜査線」のスタッフが制作した「交渉人 真下正義」がヒットしているようですが、「踊る大捜査線」の1はまあまあよかったですが、2は感心しません。
で、「交渉人 真下正義」は、全然、期待しません。
それよりもサミュエル・L・ジャクソン、ケヴィン・スペイシー出演の「交渉人」をオススメします。
この映画は、サミュエル・L・ジャクソン扮する有能な交渉人(人質などで立てこもった犯人と直接交渉して人質を解放させる警察官)が、功績により表彰されるところから始るのですが、ある警察官殺しの容疑者とされてしまいます。サミュエル・L・ジャクソンは、無実を主張し、警察のオフィスビルに立てこもります。それを仲間の警察官などが説得しようとするのですが、相手は優秀な交渉人、全く歯が立ちません。
サミュエル・L・ジャクソンは、違う地区の優秀な交渉人ケヴィン・スペイシーを交渉相手に指名します。
ここからが非常に面白くなってきます。サミュエル・L・ジャクソンは、自分の無実を証明させようとケヴィン・スペイシーを交渉相手に指名したのですが、ケヴィン・スペイシーは、サミュエル・L・ジャクソンのわがままな要求には応えません。
この交渉人同士の電話で言葉のやり取りが非常に面白いです。交渉人同士、相手の裏をかこうとか、相手の心理を読んでやり取りします。ケヴィン・スペイシーが、わざと話している途中で電話を切ったりします。
また、そんなケヴィン・スペイシーですが、サミュエル・L・ジャクソンの能力か無実を信じているのか、他の警官が強行作戦に出ようとすると、それに対してケヴィン・スペイシーは非常に紳士的に振舞います。
この続きは皆さんでお確かめください。

この映画は、知名度が低いようですが、サミュエル・L・ジャクソンの代表作に上げられるのではないでしょうか。コトバのやり取りが非常にウマいシナリオの名作です。
「交渉人 真下正義」と交渉の仕方を比べてみるのも一興です。

交渉人 特別版
交渉人 特別版

評価:★★★★星半分

キリストの受難を描いた「パッション」ねたばれ注意

パッション
パッション
注)購入を検討の方は画像をクリックしてください。

俳優メル・ギブソンがメガホンを撮った映画です。こういう映画は、やはり映画館でと思い映画館で観た映画です。キリスト教自体にはあまり興味はないのですが、イエス・キリストには非常に興味があります。福音書も機会があれば一度読んでみようかと思っています。



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