パッション注)購入を検討の方は画像をクリックしてください。俳優メル・ギブソンがメガホンを撮った映画です。こういう映画は、やはり映画館でと思い映画館で観た映画です。キリスト教自体にはあまり興味はないのですが、イエス・キリストには非常に興味があります。福音書も機会があれば一度読んでみようかと思っています。
さて作品についてですが、この作品は主にキルストが磔で処刑される1日をメインに描いています。また、アメリカ人は字幕を読むのが大変嫌いらしいですが、この作品はラテン語、それもその当時のラテン語が使われています。
で内容なのですが、ほとんどストーリーらしきものはなく、一応最後の晩餐もあったのですが、頭に残っているのは延々と続く鞭打ちシーンです。それが、体じゅう傷つけられ、非常にリアルに肉が引きちがれるのを見せられます。その後、鞭打ちされながら刑場まで十字架を背負って運んでいきます。
刑場に着くと他の罪人と共に磔にされます。
罵声を浴びながらキリストは「彼らは知らないのです。神よ、彼らの罪を許したまえ」と語るシーンが印象的です。
その後、キリストはこと切れます。復活を暗示するようなシーンで終わっています。
普通の映画ですとエンドロールが流れ始めると、席を立つ人が何人かいますが、この時観ていた人(5~10人)は、最後まで席を立たず何人かは場内が明るくなってからもしばらく座っている人もいました。
僕はと言いますとキリストの思想なりエピソードを知りたかったので、少し肩くわしを食ったような感じでした。
上述の鞭打ちシーンが、この作品の半分以上占め、キリストの受難を描いた作品となっております。メル・ギブソンは、硬いテーマを選びましたが、よく撮れているような感想を持ちました。
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